本番準備、楽譜表示、音源、自動ページめくり、共有など、やりたいことから読むページを探せます。
PagePilot Viewer ヘルプ
ステージで迷わないための楽譜ビューアー
PagePilot Viewer は、セットリストの準備、楽譜や音源の取り込み、本番中のページめくり、音源に合わせた自動ページめくりまでを一つにつなぐアプリです。
セットリスト管理
楽譜表示
注釈
音源・自動ページめくり
メトロノーム
Conductor 連携
PagePilot Viewer ヘルプ
このマニュアルは、最初から順番に読むためのものではありません。 分からない概念を確認したいとき、やりたいことから入口を探したいとき、画面ごとの細かい意味を確かめたいときに使います。
初めて一通り準備するなら、セットリストを作る、楽譜や音源をそろえる、曲ごとの自動ページめくりや表示を整える、最後に楽譜表示で本番の動きを確認する、という順番で進めると全体がつかみやすくなります。
PagePilot Viewer はタブレットでの利用を中心に設計していますが、iPhone や Android スマートフォンでも利用できます。
このマニュアルの見かた
- 画面内の
?は、その画面全体の説明へ進みます - 画面内の
iは、その領域だけの短い説明を開きます - 「ヘルプを読む」では、全体マニュアルを通して確認できます
現行版のアプリ内ヘルプ検索は、アプリの表示言語を英語にしても日本語の説明だけを表示します。英語で読む場合は、公開サイトの English 版マニュアルを使ってください。英語ページ自体は用意されていますが、アプリ内検索が表示言語に追従する対応は今後の課題です。
基本概念
PagePilot Viewer では、似た名前のものでも役割が分かれています。 この関係だけ押さえると、どこを開けばよいか判断しやすくなります。
- 楽譜: PDF、画像、テキストページ、ChordPro など、画面に表示して読むものです。楽譜だけでも表示できます。
- 音源: 再生に使う音声ファイルです。伴奏、参考音源、クリック用の音声などを管理します。
- 曲: セットリストへ入れて演奏に使う単位です。使う楽譜の範囲、音源、自動ページめくり、表示などを曲ごとに設定できます。同じ楽譜から、設定の異なる複数の曲を作ることもできます。
- セットリスト: 本番やリハーサルごとの曲順です。曲だけでなく、MC、休憩、持ち替えなどのメモも入れられます。
- 自動ページめくり: 音源やタイマーのどの時刻で、どのページやスクロール位置へ進むかを設定します。アプリでは、この設定と再生操作欄を「タイムライン」と呼びます。
- 注釈: 楽譜上の書き込みです。本番中の注意、運指、カット、合図などを残すために使います。
場面から探す
- リハーサルまで時間がない: セットリスト詳細 からファイルや写真を追加し、必要なら セットリストへの追加元を選ぶ で最短の追加方法を選びます。
- 本番直前に誤操作を減らしたい: グローバル設定 のタップゾーンと、楽譜表示 のコントロール表示を確認します。画面端を触ってしまう運用なら、タップ領域をオフにする判断もあります。
- 暗いステージで読みやすくしたい: グローバル設定 の外観、既定のズーム、色反転を確認します。色を反転した直後は楽譜が新しい色で表示されるまで少し時間がかかる場合があるため、本番直前ではなく事前に試してください。
- クリックだけドラマーやイヤーモニターへ送りたい: ミキサー設定 でミキサー A/B の出力先と音量を分けます。クリックと画面表示がずれる場合は 出力デバイスの遅延補正 を使います。
- メンバーへ最新版を渡したい: 1 曲だけなら 曲を送る、曲順ごと渡すなら セットリストを送る、受け取る側は 共有受信 を確認します。
- 端末を丸ごと移したい: アプリデータのバックアップ / 復元 を使います。復元は現在の端末データを置き換えるため、共有とは別物です。
- 便利な機能を見落としていないか知りたい: このページの「このアプリでできること・できないこと」から全体像を確認します。
目的から探す
- はじめて準備する: セットリスト一覧 → セットリスト詳細 → 楽譜表示 の順に進みます。
- 新しい曲を入れる: セットリスト詳細 から曲やメモを追加します。追加元で迷ったら セットリストへの追加元を選ぶ を見ます。
- 前に準備した曲、楽譜、音源を探す: 楽譜・音源ライブラリ で、対応するタブを開きます。
- 曲ごとに使う音源や自動ページめくりを変える: セットリスト内の曲の設定 を開きます。
- 本番中の見え方や操作を確認する: 楽譜表示、表示メニュー、注釈パレット を確認します。
- 音が出ない、違う場所から鳴る: ミキサー設定 で出力先、ミュート、音量を確認します。
- クリックと画面がずれる: 出力デバイスの遅延補正 を確認します。
- 相手へ渡す、または受け取る: 曲を送る、セットリストを送る、共有受信 を使います。
- 新しい端末へ丸ごと移す: アプリデータのバックアップ / 復元 を使います。共有とは目的が違います。
はじめて使う流れ
- セットリスト一覧 で、本番やリハーサルごとのセットリストを作ります。
- セットリスト詳細 でファイルや写真から曲を追加し、曲順を整えます。
- 必要に応じて セットリストメモ や セットリスト内の曲の設定 で細かく調整します。
- 楽譜表示 で、ページめくり、自動ページめくり、書き込み、メトロノームの動きを確認します。
準備する
- セットリスト一覧: 演奏単位でセットリストを作り、検索やタグで整理します。
- セットリスト詳細: 曲やメモを追加し、並べ替え、共有や Conductor 連携の入口を確認します。
- セットリストメモ: MC、休憩、持ち替えなど、曲ではない進行メモを曲順の中に置きます。
- セットリスト内の曲の設定: 曲ごとのページ範囲、音源、自動ページめくり、テンポ、表示を整えます。
- 楽譜・音源ライブラリ: 前に準備した曲、取り込んだ楽譜、音源を探して再利用します。
演奏する
- 楽譜表示: 楽譜を読み、本番中のページめくり、書き込み、音源や自動ページめくりの再生操作を行います。
- 楽譜表示の表示メニュー: 書き込み、自動ページめくりの操作欄、表示パターン、自動追従の表示を切り替えます。
- 注釈パレット: ペン、蛍光ペン、消しゴム、形状認識、Stylus Only を使い分けます。
- グローバル設定: アプリ全体の表示方法、タップ動作、外観、メトロノーム、バックアップを調整します。
- タイムライン設定: 自動ページめくりの操作欄の表示、停止時の戻り方、キューを拍にそろえる編集補助を調整します。
- Conductor 連携設定: Conductor に追従する側、ローカル Conductor として配信する側の詳細を調整します。
- テキストページ設定: テキストページのフォント、余白、ChordPro 表示プリセットを整えます。
- テキストページ編集: ChordPro やテキストページの本文を編集し、プレビューしながら仕上げます。
補助画面
- 全体検索: 楽譜、音源、セットリストを横断検索して目的の画面へ移動します。
- 一括タグ編集: 複数項目へタグをまとめて付け外しします。
- 楽譜の取り込み設定: 取り込んだ楽譜の名前とタグを整えます。
- セットリストへの追加元を選ぶ: ファイル、写真、ライブラリ、新規作成から、曲やメモを追加します。
- 既存の曲・楽譜を選ぶ: 準備済みの曲や取り込み済みの楽譜を探して再利用します。
- Conductor 接続: PagePilot Conductor を探して接続します。
- Conductor セットリスト対応: Conductor 側の曲番号対応を確認します。
- ミキサー設定: 音源やメトロノームの出力先を整えます。
- 出力デバイスの遅延補正: クリック音と画面表示のズレを出力デバイスごとに補正します。
- ChordPro 表示プリセット選択: ChordPro の見え方をその場で切り替えます。
- メトロノーム設定: 本番画面の中でメトロノームの鳴り方を調整します。
- ピアノキーボード: 楽譜に重ねて簡易鍵盤を使います。
- MIDI デバイス選択: 外部 MIDI 機器を検索して接続します。
- タイムラインキューの詳細: 自動ページめくりのキューの時刻、ページ、テンポを整えます。
受け渡し・整理する
- 共有受信: QR コードまたはアーカイブから共有データを受け取ります。
- 曲を送る: 1 曲単位で楽譜、音源、自動ページめくりの設定、書き込みなどを共有します。
- セットリストを送る: セットリスト単位で複数曲をまとめて共有します。
- アプリデータのバックアップ / 復元: 端末引っ越しや大きな整理の前に、アプリ全体を
.ppbkとして保存・復元します。 - ゴミ箱: 削除した楽譜・音源・曲・自動ページめくりの設定を復元するか、完全に削除します。
このアプリでできること・できないこと
- 本番ごとにセットリストを作り、曲順を本番仕様のまま管理できます。
- MC、休憩、持ち替えなどの短い進行メモを、曲順の中に置けます。
- PDF だけでなく、テキストページや ChordPro を楽譜として扱えます。
- 音源の再生位置に合わせて、楽譜のページやスクロール位置を自動で進められます。
- 注釈、メトロノーム、簡易 MIDI キーボードを楽譜表示中に使えます。
- PagePilot Conductor と連携して、DAW の再生位置に合わせた表示も行えます。
- 設定に「別の端末でも編集」が表示され、対応する同期先を利用できる場合は、同じ利用者の端末間でライブラリやセットリストの編集を続けられます。iOS / iPadOS は PagePilot 専用の iCloud 領域、Android は利用者が選んだ保存先を使います。
一方で、現在のマニュアルでは次のものを提供機能として扱っていません。
- PDF 楽譜そのものを自動で移調すること。
- 複数の利用者が同時に編集するリアルタイム共同編集。
- iOS / iPadOS と Android の間を直接同期するクロス OS 同期。
- 複数端末で競合した変更を、利用者の確認なしに自動で解決すること。
見つからない機能は、未実装または対象外の可能性があります。 迷った場合は、近い目的のページを開き、共有、バックアップ、自動ページめくり、表示設定のどれに当たるかを確認してください。
まず迷ったら
- 新しい曲を入れたいときは セットリスト詳細 を開きます。
- 楽譜や音源の元データを整理したいときは 楽譜・音源ライブラリ を開きます。
- 本番中の見え方を変えたいときは グローバル設定 を確認します。
- 1 曲だけ見え方を変えたいときは セットリスト内の曲の設定 の表示設定を確認します。
- 目的の曲、楽譜、音源、セットリストが見つからないときは 全体検索 を使います。