アプリ全体に共通する既定値を整え、必要に応じてバックアップや診断情報共有を行う画面です。
グローバル設定
グローバル設定
グローバル設定は、すべての曲に共通する既定値を整える画面です。 本番中の読みやすさ、ページ送りの誤操作、音の出し方、外観など、「毎回同じであってほしいこと」をここで決めます。
1 曲だけ違う表示や再生にしたい場合は、この画面ではなく セットリスト内の曲の設定 の個別設定を使います。 グローバル設定は「全体の基準」、セットリスト内の曲の設定は「その曲だけの例外」と考えると迷いにくくなります。
急いでいるときの読み方
このページは、上から全部読むより「今困っていること」だけを見れば十分です。
- 本番直前に誤操作を減らしたいなら、まずタップゾーンとセットリスト操作を確認します。
- 読みにくさを直したいなら、楽譜の表示設定、既定のズーム、外観を確認します。
- 音が出ない、クリックだけ別に出したい、という場合はオーディオ出力からミキサー設定を開きます。
- 自動ページめくり、テキストページ、Conductor は、使うことが決まってから触れば十分です。
- 復元、色反転、出力遅延の校正は、本番直前に試すより事前確認に回すほうが安全です。
迷ったら、全体の既定値を変える前に「その曲だけ困っているのか」「すべての曲で困っているのか」を分けて考えてください。

設定の重み
最初に確認しておくと効果が大きいのは、楽譜の表示設定、タップゾーン、セットリスト操作、外観です。 音源やメトロノームを使うなら、オーディオ出力とメトロノームも本番前に一度確認します。
自動ページめくり、テキストページ、Conductor 連携は、使う場面が決まってから触れば十分です。 通常はおすすめのままで問題ありません。
バックアップ / 復元と診断情報共有は、普段の演奏操作ではありません。 特に復元は現在のデータを置き換える操作なので、端末移行のように目的がはっきりしているときだけ使ってください。
楽譜の表示設定
縦置きと横置きごとに、譜めくり表示、連続スクロール、ワイド表示などを選べます。 演奏中の読みやすさに直結するので、最初に整える価値が高い設定です。
表示パターンによっては、スクロール方向や自動追従(音源やタイマーの再生位置に合わせて画面を自動で進める機能)の考え方も変わります。 ページを切って読みたい曲と、長く連続して見たい曲のどちらが多いかを基準に決めると選びやすくなります。
小さな音符や歌詞が読みづらい場合は、同じ領域にある「既定のズーム」も確認します。 全ページを最初から少し拡大して表示するため、毎回手で拡大し直す手間を減らせます。
タップゾーン / 既定のズーム
画面端のタップをページ送りに使うか、無効にするかを選べます。 タップを検知する端のエリア幅(1/6 モード・1/4 モード)も変更できます。 演奏中の誤操作を減らしたいときや、タップ運用をはっきり決めたいときに見直す領域です。
ページ ターナーや外部キーボードを主に使う場合は、画面端タップをオフにしておくと、手や譜面台に触れたときの誤操作を減らせます。 指でめくる運用なら、既定のページ送り・戻りのままで十分です。
セットリスト操作
セットリスト内で曲を切り替えるスワイプや、曲どうしを連続して流すかどうかを切り替えます。 次メモキューを表示するかどうかもここで決めます。 本番で「横スワイプで曲移動したいか」「1 曲ずつ区切って扱いたいか」「曲間メモを下部に出したいか」を決めるときの設定です。
セットリストを 1 曲ずつ止めて進める運用なら、ソングの連続再生はオフのままで分かりやすくなります。 メドレーや音源つきの通し再生をよく使う場合は、連続再生を有効にする価値があります。 連続フローは、セットリストから開いた 1 ページ、2 in 1 などのページ送り表示で使います。連続スクロールやテキストページでは適用されません。 次メモキューは、MC や持ち替えメモを曲順に入れている場合に便利です。オフにした設定は保存されますが、楽譜表示下部の小さなキューだけが隠れ、セットリストメモ、曲順、検索結果は残ります。
この端末
「端末名」は、Conductor の検索結果や、別端末同期の端末・競合表示で、この端末を見分けるための名前です。 「Stage Left」「Drums」のように、担当や置き場所が分かる名前を付けると、複数端末が並ぶ現場で選び間違いを減らせます。 入力した名前はこの端末へ保存されます。空欄にすると、端末名や機種名などの既定名を使います。
オーディオ出力
ミキサー A/B(メトロノームや音源を独立して出力できる 2 系統のミキサー)ごとの出力先設定をここで行います。メトロノームの基本設定は別の「メトロノーム」セクションにあります。 楽譜だけでなく、音源やメトロノームも一緒に使う本番では、最初にここを確認しておくと安心です。
詳しくは ミキサー設定 を参照してください。 クリック音と、画面のボールや再生位置表示のズレが気になるときは 出力デバイスの遅延補正 も確認します。
音が出ない、想定と違うスピーカーから鳴る、クリックだけ別出力へ送りたい、という場合はミキサー設定を開きます。 出力デバイスの遅延補正は「音が出ない」問題ではなく、聞こえるクリックと画面表示のタイミングを合わせるための設定です。
メトロノーム
メトロノームの出音や拍の感じ方を、アプリ全体の基準として整えます。 楽譜表示画面でテンポ確認をよく使う場合は、ここで先に聴きやすい状態へそろえておくと安心です。
本番中に一時的にテンポや鳴り方を確認したいときは、楽譜表示中の メトロノーム設定 から調整できます。 毎回同じ音色や強拍の感じ方にしたい場合は、ここで既定値を整えます。
外観
言語、テーマ、楽譜の色反転など、見た目に関わる設定をまとめています。 舞台上の明るさや端末の向きに応じて、読みやすい状態を先に作っておくと本番が楽になります。
色反転は、注釈を重ねる前の楽譜本体に適用されます。 変更直後は、楽譜が新しい色で表示されるまで少し時間がかかる場合があります。本番直前ではなく事前に見え方を確認してください。
テキストページだけ暗い表示にしたい場合は「テキスト ページのみ反転」を使います。 PDF も含めて白さを抑えたい場合は「すべて反転」を選びます。
テキストページ
テキストページ用フォントの設定を確認できます。 歌詞カードや ChordPro をよく使う場合は、この領域もあわせて確認しておくと安心です。
テキストページの細かい見え方は別画面で調整できます。 グローバル設定では、その入口と準備状態をまとめて見るイメージです。
「表示の詳細設定」
この項目を開くと、テキストページ専用のフォントサイズ、余白、ChordPro 表示プリセットなどを細かく調整できます。 歌詞中心のページとコード付きページで見え方を整えたいときに使います。
詳しくは テキストページ設定 を参照してください。
PDF だけを使う場合、この領域は普段触らなくて構いません。 テキストページや ChordPro を使い始めたときに確認すれば十分です。
タイムライン
音源やタイマーの時刻、キュー、再生位置を表示する操作欄を、アプリでは「タイムライン」と呼びます。自動ページめくりをよく使う場合の詳細設定へ進む入口です。通常は初期設定のままで問題ありません。
「タイムラインの詳細設定」
タイムラインの表示、停止時に先頭へ戻るかどうか、キューを拍にそろえる編集補助を調整する画面を開きます。 細かくこだわりたいときだけ確認すれば十分です。
詳しくは タイムライン設定 を参照してください。
音源に合わせた譜めくりやキュー編集で、キューや再生位置を拍にそろえる「拍にスナップ」を使いたくなったら確認する領域です。 単に楽譜を手でめくるだけなら、細かい設定まで触る必要はありません。
Conductor 連携
Conductor 同期を使う方向けの詳細設定へ進む入口です。通常はおすすめのままで問題ありません。 追従する側(子 Viewer)と配信する側(親 Viewer / ローカル Conductor)の設定は、詳細画面内で分けて調整できます。
「同期の詳細設定」
Conductor への追従タイミングや、ローカル Conductor として配信するときの開始猶予・表示名を調整する画面を開きます。 必要になったときだけ確認すれば十分です。
詳しくは Conductor 連携設定 を参照してください。
外部 Conductor やローカル Conductor を使わない場合、この領域は触らなくて構いません。 同期中の表示位置が少しずれる、親 Viewer として配信したい、表示名を分かりやすくしたい、というときに確認します。
データの保存先(Android)
Android 版では、楽譜、音源、注釈などのファイルを、内蔵ストレージまたは SD カードの PagePilot 専用領域へまとめて保存できます。 保存先を変更する前にバックアップを作り、画面に表示される UUID の変更やアプリ削除時の注意を確認してください。
詳しくは Android のデータ保存先 を参照してください。
アプリデータのバックアップ
端末の買い替えや、別端末へ丸ごと移したいときに使う領域です。
楽譜、音源、曲、セットリスト、注釈、タグ、設定を 1 つの .ppbk ファイルとして書き出せます。
日常的に触る設定ではありませんが、端末を変える前や大きな整理をする前に作っておくと安心です。
「アプリデータをバックアップ」
現在のアプリデータ全体をバックアップファイルとして書き出します。 作成前におおよそのサイズが表示されるので、保存先に十分な空き容量があるか確認してから進めます。
バックアップは共有とは違い、端末全体を移すためのファイルです。 誰かに 1 曲やセットリストを渡したいだけなら、曲を送る や セットリストを送る を使います。
「バックアップから復元」
選んだ .ppbk の内容で、この端末のデータを置き換えます。
現在入っている楽譜、音源、曲、セットリスト、注釈、タグと、端末間で共有する設定はバックアップ側の内容に置き換わり、元には戻せません。
ただし、ミキサー A/B で選んだ出力先、出力機器ごとの遅延補正、Android の保存先、別端末同期の同期先などは置き換えず、復元先で現在選んでいる値を使います。
端末引っ越しのように「この端末をバックアップの状態にする」と決めているときだけ使ってください。
詳しくは アプリデータのバックアップ / 復元 を参照してください。
復元は、選んだファイルをすぐ混ぜ込む機能ではありません。 復元の準備が終わったあと、アプリを開き直したタイミングで置き換えが適用されます。
このアプリについて
版情報や著作権表示を確認する領域です。 問い合わせ時や版を確認したいときは、ここを見れば現在のアプリ情報を確かめられます。
「診断情報を共有」
問い合わせ時に、直近のアプリ状態をまとめたレポートを共有できます。 不要な端末情報は伏せた形で作成されるため、画面の状況やエラーの切り分けを伝えたいときに使います。 普段は触る必要はありません。
診断情報は、サポートへ状況を伝えるための補助です。 楽譜、音源、バックアップを相手に渡す用途ではありません。
困ったとき
- すべての曲で見え方が違うと感じるときは、まずここでグローバル設定を見直します。
- 1 曲だけ違う動きにしたいときは、セットリスト内の曲の設定 で、この曲だけの表示の個別設定を確認します。
- 端末を移行したいときは、古い端末でバックアップを作成し、新しい端末で復元します。現在の対象データはバックアップ側の内容で置き換わるため、残したいデータがある端末では先にバックアップを作ってください。