QR コードまたはアーカイブから共有データを受け取り、取り込み内容を選んで保存する画面です。
共有受信
共有受信
別の端末から送られてきた楽譜やセットリストをその場で確認しながら取り込める画面です。 受け取り方法は QR とアーカイブの 2 つあり、何を取り込むかを選んでから保存できます。 共有は、必要な曲やセットリストだけを自分のライブラリへ追加するための機能です。 端末全体を置き換える バックアップ / 復元 とは目的が違います。

受け取り方法
QR コードを読む
送信側に表示された QR コードを読み取って接続します。 同じ Wi-Fi 上での受け渡しを素早く始めたいときに向いています。 送信側が共有待機を終了すると、その QR は使えなくなります。
アーカイブを開く
共有用に書き出されたアーカイブファイルを開いて取り込みます。
ネットワークを使わずに受け渡したいときに便利です。
共有アーカイブの拡張子は .ppva です。
アプリデータ全体のバックアップで使う .ppbk とは別物です。
共有とバックアップの違い
- 共有(
.ppva)は、曲やセットリストを選んで取り込みます。既存ライブラリに追加・再利用する前提です。 - バックアップ(
.ppbk)は、端末のアプリデータ全体を復元します。復元先の既存データを置き換える用途です。
ほかの奏者へ 1 曲だけ渡す、バンドメンバーへセットリストを配る、自分の別端末に一部だけ移す場合は共有を使います。 端末の引っ越しや全データ退避にはバックアップを使います。
プレビューでできること
受信が終わると、取り込み前の確認画面が開きます。 ここでは、楽譜、書き込み、音源、自動ページめくりの設定(タイムライン)、タグ、表示設定などから、取り込むものを選べます。 必要なものだけに絞ってから取り込めるため、相手の整理方法やタグをそのまま受け継ぎたくないときにも使えます。
チェック項目の考え方
楽譜本体を外すと、その楽譜に付く書き込みやタグも外れます。 書き込み、音源、タイムライン、タグ、表示設定は目的に応じて外せます。
- 注釈は、相手の書き込みも一緒に使いたいときに含めます。自分の書き込みで管理したい場合は外します。
- 音源は、練習音源やクリックに合わせて使う曲だけ含めます。楽譜だけ欲しい場合は外して問題ありません。
- タイムラインは、自動ページめくりのキューを再現したいときに含めます。
- タグは、相手の分類を引き継ぎたいときだけ含めます。自分のタグ体系で整理するなら外します。
- 表示設定の個別設定は、その曲だけの表示パターンや拡大率を引き継ぎたいときに含めます。
音源タグは音源を含めるときだけ、タイムラインタグはタイムラインを含めるときだけ選べます。 セットリストへの追加や、この曲だけの表示の個別設定も、必要になる項目を外すと選べなくなります。 取り込めない組み合わせになった場合は、プレビューの案内に従って選択を見直してください。
セットリストに曲を追加するか
1 曲共有で送信側がセットリスト内の曲の設定を含めている場合は、「セットリストに曲を追加する」を選べます。 オンにすると、ページ範囲、テンポ、拍子、音源の開始位置などを使い、受け取った曲を既存または新しいセットリストへ追加します。
- 曲をライブラリへ取り込むだけなら、「セットリストに曲を追加する」をオフにしてかまいません。
- 送信側と同じページ範囲やテンポでセットリストへ追加したい場合はオンにし、「追加先のセットリスト」を選びます。
- この曲だけの表示の個別設定も受け取りたい場合は、「セットリストに曲を追加する」と表示設定の両方をオンにします。
セットリストの扱い
受け取る内容が 1 曲なのか、セットリスト単位なのかによって選べる項目が変わります。 1 曲だけ取り込む場合でも、必要なら既存セットリストへ追加したり、新しいセットリストを作ったりできます。
セットリスト共有では、曲順、選択された曲、セットリストメモ、各曲の楽譜範囲や再生設定も確認対象になります。 一部の曲だけを取り込む場合、メモは選んだ曲の直前または直後にあるものだけが残るように整理されます。 不要な曲や音源が多い場合は、受信プレビューで曲ごとに外します。
同じ内容がすでにある場合
取り込もうとした楽譜や音源が、すでにライブラリにあるものと同じ内容だとアプリが判断した場合は、取り込みをいったん止めて、再利用するか新しく取り込むかを選ぶ画面が出ます。 同じ内容の楽譜や音源がすでにあるたびにこの画面が出るので、「既存を再利用」か「新規取り込み」を選んでから先へ進みます。
同じ PDF や同じ音源を増やしたくない場合は、既存を再利用します。 同じ内容でも、相手から受け取ったものを別管理したい場合は、新規取り込みを選びます。
取り込み中と完了後
取り込み中は進捗が表示されます。 完了後は、セットリストを作った、または曲をセットリストへ入れたときだけ「取り込んだセットリストを開く」が表示され、これを押すとそのセットリストをそのまま開けます。 それ以外のときは、ライブラリへ移って取り込んだ内容を確認できます。
取り込み前に選択を絞っていれば、取り込み後に不要なタグや音源を整理する手間を減らせます。
困ったとき
- 送信側にうまく接続できないときは、次の点を順に確認します。
- 両方の端末が同じ Wi-Fi につながっているか(片方がモバイル通信に切り替わっていないか)。
- Wi-Fi ルーターの「プライバシーセパレーター」(端末どうしの通信を遮断する機能)が無効になっているか。
- このアプリにローカルネットワークへのアクセスを許可しているか。
- 送信側がまだ QR コードを表示しているか。
- 「送信側の共有が見つからない」と表示されるときは、送信側で共有が終了しているか、QR コードが古い可能性があります。送信側でもう一度共有を開始してから、「もう一度スキャン」で QR を読み取り直します。
- どうしても接続できないときは、送信側でアーカイブ(.ppva)を書き出し、AirDrop やクラウド経由で受け渡すと確実です。受け取る側は「ファイルで受け取る」から取り込めます。
- 取り込み対象が多すぎると感じるときは、プレビュー画面で不要な項目のチェックを外します。
- 既存データと重なりそうなときは、取り込み前の確認画面をよく見てから進みます。重複が検出された場合は「既存を再利用」か「新規取り込み」を選ぶ画面が出るので、そこで判断できます。
- 表示設定まで受け取ったのに見え方が違う場合は、音源やタイムラインだけでなく、「セットリストに曲を追加する」と、この曲だけの表示の個別設定もオンにして取り込んだか確認します。
- 共有後にボイス カウントが消えた場合、現在の曲・セットリスト
.ppva共有では、ボイス カウントのオン/オフ、A/B/C の小節指定、声の種類は転送されません。セットリスト内の曲の設定やタイムラインを取り込んだ場合も同じです。受け取り側ではボイス カウントがオフ、小節指定は空欄、声の種類は初期設定になるため、必要に応じて設定し直してください。 - 共有用の QR が見つからないときは、送る側の 曲を送る または セットリストを送る を確認します。