テンポ・拍子を決め、伴奏音源の波形を見ながら曲頭を合わせ、最後に楽譜の小節番号を整えます。

テンポ・拍子と音源の始まりを合わせる

伴奏が曲頭の拍と合わないときは、音を聞きながら「タイミング調整」で合わせます。波形は、音が強く鳴る場所を探す手掛かりです。形だけで正しい拍を決める必要はありません。再生して耳で確かめながら少しずつ動かせば、合わせたい位置が分かります。

開き方と順序

セットリスト内の曲の設定 の「再生」にある「タイミング調整」で、「テンポ・拍子」「音源開始」「小節表示」のいずれかをタップします。選んだタブを開いた状態で画面が表示され、上部のタブから行き来できます。まずテンポと拍子、次に音源の始まり、最後に楽譜に印刷された小節番号を合わせます。音源を使う場合は、先にこの曲へ音源を選んでください。

同じ曲を使う別のセットリストにも変更が反映されます。今回だけ別の伴奏や進行にする場合は、曲の設定で曲を複製してから調整します。

テンポ・拍子を決める

「テンポ・拍子」で曲頭の BPM と拍子を設定します。音源がある場合は「音源からBPMを探す」を押すと、別のシートで音源を解析します。結果が出たら、検出した値か整数に丸めた値の「設定」ボタンを選びます。たとえば 119.98 BPM なら「119.98 を設定」と「120 を設定」から選べます。設定しない場合は「キャンセル」を押します。どちらの値も合わない場合は、手入力か「タップテンポ」で合わせてください。

候補は小数第2位までに丸めます。例えば119.9998は120、100.001は100、100.01は100.01になります。候補は拍の倍や半分の速さになることがあります。音だけで判断しにくければ、曲の途中も再生して確認してください。BPM を変えても、時刻で保存したキューの位置は動きません。既存のキューがある場合は適用時に確認が出ます。曲の途中で変わるテンポ・拍子は、キューの詳細で変化点ごとに設定します。

波形を見ながら音源開始を合わせる

  1. 「音源開始」を開きます。波形には伴奏音源の音の強弱が表示され、線は拍の位置を示します。まず「周辺 4 秒を繰り返し再生」で曲頭を聞きます。
  2. 音源で拍の頭にしたい音を聞き取り、その付近の波形が拍の線に合うよう、波形を左右へドラッグします。波形をタップすると再生位置が移動します。繰り返し聞いて、音と拍が合うか確かめます。
  3. 大きく動かすときは波形をドラッグし、細かく直すときは「0.5 秒に拡大」または「+1 ms」「−1 ms」を使います。「+1 ms」は1拍目を音源内の後ろへ、「−1 ms」は手前へ動かします。ボタンは一定の速さで押し続けられます。拍単位と小節単位でも動かせます。広く見渡したいときは、表示範囲を4秒・0.5秒・10秒から切り替えます。
  4. 合ったら繰り返し再生を止め、楽譜表示へ戻ります。曲頭と重要なキュー付近を再生し、必要なページが間に合うか確かめます。

波形の山が常に拍の頭とは限りません。音の立ち上がりが見つけにくいときも、耳で拍を確かめてから前後に動かしてください。変更はドラッグを終えたときやボタンを押したときに保存されます。画面上部の「元に戻す」「やり直し」で聞き比べることもできます。

波形を表示できない場合も、再生と数値による調整は使えます。「再試行」が出ていれば押してください。音源を選んでいない場合は、曲の設定に戻って音源を選びます。

数値は、音源内で1拍目を置く位置です。音源の1.5秒地点を1拍目にするなら「1.5 秒」、1拍目のあとに1.5秒の余白を置いて音源を始めるなら「-1.5 秒」です。余白の間もメトロノームは鳴ります。1小節目より前にも負の小節番号と拍線が続くので、カウントインと音源の入りを聞きながら合わせられます。

小節表示を合わせる

音が合ってから「小節表示」を開きます。「小節番号の補正」は、画面の小節番号を楽譜に印刷された番号へ合わせる設定です。音源の再生時刻は変わりません。「楽譜が始まる小節」は、カウントインや楽譜にないイントロの後で楽譜の最初の小節が始まる場合に使います。二つの設定の役割は曲の設定にも記載しています。

曲頭を合わせても一つのページめくりだけ早い・遅い場合は、音源開始を動かさず、キューの位置を細かく調整します。